以前、着付け体験教室で知り合った友達と、先日飲みに行きました。
一緒に体験したのは、通いやすい心斎橋にある着付け教室。夜のレッスンで「全8回8,000円」と授業料がとても魅力的でした。友達はその安さに惹かれて体験後そのまま通い出したのですが、私はなんだか感じの悪い印象を受けたんです。別の着付け教室も体験していたので、私は「全12回21,000円」の教室へ通うことにしました。
違う着付け教室に通うことにはなりましたが、その後も互いのレッスンの進み具合をメールで報告し合う仲良しに。そんな友達が、前菜を食べながら爆弾発言をしました。

教室やめてん。いろいろ買わされて困るから…

マジで?可哀想(´;ω;`)
確かに体験の時も怪しい気配は感じていたけれども…。
なんとその教室では、練習時に家にあるものを持参したらなじられ、教室が販売しているものを購入させようとしてくるというのです。
なにかと「それ古いわ」と言われ、友達が「お金ないです」と言うと「カード使えるから」と言われる始末。
それでも「カード持ってない」と粘ると「次回お金持ってきて」と言われ、次のレッスンでは買わされたアイテムを使ってやっと授業を受けさせてもらったそうです。買わない姿勢を押し通すと、先生は途端に冷たい態度をとり、あくびまでされて本当に参っていました。
練習するのに、帯締めが古くて使えないなんてことありうる?少し擦り切れていても、着る方法を覚えるために習うんだから、それで練習できないの? そもそもコーリンベルトや特殊な練習道具などが必要なら、習う前に揃える必要があることをきちんと提示していただきたいです。最初に安く思わせておいて、行く度に買わされるようなら、お互いに信頼関係なんて築けません。
帯結びを習う手前で「買わないと教えてもらえない状況」に挫折し、辞めてしまった彼女。襦袢の誂え、帯に着物と、どんどん買わされる雰囲気に耐えきれなくなったそうです。せっかく着物に興味を持ったのに、帯の結び方まで習えず自分で着られないなんて可哀相…。

着付け教室通うのに恐怖を覚えた!
と、彼女も怒っていました。
安いものほど怖いものはない?着物業界の「高いものを売りつける慣習」、もちろん真面目で良心的な教室やお店もあるけれど、着物が好きなだけにこういう部分は本当に改善されて欲しいです。
18年経った今の私が振り返る、当時の思い出
着物好きの間では「あるある」として語られる恐怖の押し売り教室ですが、身近な友達がターゲットになってしまった当時のやりきれない怒りが蘇ってきます。
「それ古いわ」と手持ちの道具を否定されるの、初心者にとっては一番心細くて辛い言葉ですよね。今でこそ大江戸骨董市に足を運んで、銘仙や黒繻子のアンティーク帯などを自分なりの審美眼で自由に楽しんでいますが、右も左もわからない時期にこんな対応をされたら、着物そのものが嫌いになってしまってもおかしくありません。
この出来事があったからこそ、「授業料が適正であること」「事前に必要な道具を明示してくれること」が、教室選びでいかに重要かを強く実感しました。これから教室を探す方は、「体験レッスンでの違和感」を絶対に無視しないでくださいね!
※次の体験レポはこちら(いよいよ着付け教室比較のまとめ!)


