阿波しじら着物が届いた!帯5本で着回しコーデ

阿波しじら着物に手持ちの帯5本を合わせた着回しコーデのメインビジュアル

東京キモノショー2026でお願いしていた阿波しじら織の着物が、6月20日に仕立て上がって届きました。
反物で見たときも素敵だったけれど、マイサイズの着物になって手元に届くと、やっぱり嬉しい。

購入したのは、「ふだんきものハイムラヤ」さんの茶色の濃淡大格子の阿波しじら。

大きな格子柄なので、帯合わせが難しいかな?と思いつつ、手持ちの帯をいくつか出してきて、さっそくコーデ遊びをしてみました。

今回は、半幅帯3本と夏帯2本。
合計5本の帯で、阿波しじらの着回しを試してみます。

東京キモノショー2026で仕立てた阿波しじら着物が届いた開封前の包み

まずは手持ちの帯でコーデを試してみる

せっかく仕立て上がって届いたのだから、まずは家にある帯であれこれ合わせてみたい。
今回合わせたのは、半幅帯3本と夏帯2本。
同じ着物でも、帯を変えるだけで雰囲気がかなり変わります。

まずは半幅帯から。
半幅帯というと浴衣のイメージが強い人もいるかもしれませんが、普段着物にも合わせやすくて、気軽に遊べるところが好きです。

半幅帯1本目:ベージュの博多帯でほのぼのコーデ

まずは、ベージュに縞柄のマルチボーダー博多半幅帯から。

阿波しじら着物にベージュの博多半幅帯、黄色いインコの帯留めを合わせた帯まわり

大胆なチェック柄の着物だから、逆に細いストライプの帯が映えるかな?と思って合わせてみたら、これがなかなか良い感じ。

帯まわりには、少し大きめの黄色いインコ帯留め。
そこに、白から黄色へふわっと変わるグラデーションの帯揚げを添えて、全体的にやさしい雰囲気にしてみました。

薄手の博多帯なので、結び方は貝の口。キュッと結べて、後ろ姿もすっきりします。
この組み合わせは、洋風のコットンワンピースみたいな感覚で着られそう。

ショッピングモールやファミリーレストラン、近所のお出かけにも浮かず、でもちゃんと「着物を着ている楽しさ」はある。
気負わず着られる、普段着らしい阿波しじらコーデになりました。

半幅帯2本目:「人間失格」帯で文学カフェコーデ

次は、着物でライブへ行くために買った、攻めの「人間失格」半幅帯。

白地に黒文字の「人間失格」半幅帯を黒い三分紐で引き締めた帯まわり

白地に黒い文字がずらっと並んだ帯なので、茶色とグレーの格子柄に合わせると、一気に個性が出ます。

後ろ姿では、しっかりタレ先の文字が見えるように、ここはやっぱりパタパタ結び。

帯前も小さな文字が並んでいるので、着ていると「何が書かれてるんですか?」なんて声をかけられることもあります。

この帯には、あえて色を足さず、黒い三分紐できりりと引き締めました。

やっぱりこのコーデは、本屋さんやレトロな喫茶店に行きたくなる雰囲気。
阿波しじらの気軽さはありつつ、どこか文学的で、ちょっとクセのある感じが好きです。

半幅帯3本目:コーラルピンクでアポロチョココーデ

3本目は、大江戸骨董市で買ったコーラルピンクの1,000円半幅帯。

茶色の阿波しじら着物にくすみピンクの半幅帯を合わせた帯まわり

少しスイートな印象の帯なので、アラフィフには甘すぎるかな?と思いつつ、合わせてみたら意外と悪くない。
というより、茶色の格子にピンクを合わせたら、私の気分はすっかりアポロチョコでした。

パステルピンクは若々しくて少し気恥ずかしいと思うようになったけれど、これくらいくすみのある濃いピンクなら、年齢を重ねても使いやすい気がします。
茶色やグレーの落ち着いた着物に、ピンクが少しだけ甘さを足してくれる感じ。
帯留めも控えめにして、甘くなりすぎないようにまとめました。

普段、自分では選ばなそうな色合わせでも、実際に合わせてみると「これはこれで可愛いかも」と思えるのが、着物コーデの楽しいところです。

夏帯1本目:フクロウ柄の夏帯できちんとコーデ

ここからは夏帯です。まずは、フクロウ柄の正絹名古屋帯。

フクロウ柄の夏名古屋帯に水色の帯揚げとミントグリーンの帯締めを合わせた帯まわり

生成りの帯にフクロウがワンポイントで入っていて、その可愛さに惹かれて購入した、私にとっては20年選手の夏帯です。

半幅帯よりも、やっぱり名古屋帯を合わせるときちんと感が出ます。

ただ、普段お太鼓結びをあまりしないので、忘れかけてしまい……今回は角出し風に結びました。

帯まわりは、水色の帯揚げに、白とミントグリーンのバイカラーの帯締め。
フクロウ柄に合わせて、爽やかに見えるようにまとめています。

ちなみにフクロウは、「不苦労」で苦労しない、という縁起の良いモチーフとも言われています。

このコーデは、美術館や落ち着いたカフェに行きたくなる雰囲気。
阿波しじらは木綿の気軽さがあるけれど、夏帯を合わせると、ちゃんとお出かけ着らしくなるのが面白いです。

夏帯2本目:帆船柄の絽帯で大正ロマンコーデ

最後は、2022年にヤフオクで買った絽の名古屋帯。

帆船柄の絽名古屋帯に紺の帯揚げと青いガラス帯留めを合わせた帯まわり

お太鼓の上部にシミがあって、そこは少し手痛いのですが、帆船柄がとてもかっこいい帯です。

着物によっては、ぐっと大正ロマンな雰囲気になるこの帯。
今回の大きな格子柄の阿波しじらに合わせると、どこかモダンで、少し洋館が似合いそうなコーデになりました。

帯まわりは、紺の帯揚げと黒の帯締め。
そこに、ひんやりした印象の青いガラスのスクエア帯留めを合わせています。
この帯留め、春先の大江戸骨董市で一目惚れした2,000円で購入したもの!いい仕事してくれてます。

半幅帯の気軽さとは違って、こちらはちょっと背筋が伸びる感じ。

アンティーク建築やレトロな喫茶店、展示を見に行く日にも良さそうです。

阿波しじらは帯合わせで印象が変わる

実際に5本の帯を合わせてみると、阿波しじらは思っていた以上に着回ししやすい着物でした。

もちろん、色柄にもよるとは思います。
今回の着物は茶色・グレー・生成りの大きな格子柄なので、最初は「帯合わせが限られるかな?」と思っていました。

でも、合わせてみると、半幅帯なら普段着らしく軽やかに。
夏帯なら少しきちんとしたお出かけ着の雰囲気に。

帯を変えるだけで、近所のお出かけにも、カフェにも、美術館にも行けそうな顔になってくれました。

木綿着物らしい気軽さがありつつ、帯次第でちゃんと遊べる。
仕立ててよかったなぁと、改めて思いました。

次は実際に着て出かけたい

今回は家で帯合わせを試しただけですが、次は実際にこの阿波しじらを着て出かけたいと思います。

暑い季節の木綿着物として、どれくらい快適に着られるのか。
そして、外で着たときにどの帯が一番しっくりくるのか。

仕立て上がったばかりの阿波しじら。
これから夏のお出かけで、たくさん着ていきたいです。

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