仕事終わりに着物コーデ遊び|レトロな紗着物と帆船柄の絽名古屋帯

仕事終わりに着物コーデ遊び。レトロな紗着物に帆船柄の絽名古屋帯を合わせたコーディネート

仕事が終わったあと、なんとなく着物を広げたくなりました。
どこかへ出かける予定があるわけでもなく、ただ「この着物には何を合わせようかな」と考えるためだけに着る。こういう時間が、けっこう好きです。

出かける予定がなくても、着物を出してコーデを考えているだけで気分転換になります。

レトロな紗着物に、帆船柄の絽名古屋帯

今回選んだのは、紺地に青・緑・グレーの大きな柄が入った紗の着物。大胆な柄と色使いのせいか、少しレトロな雰囲気があります。

合わせたのは、帆船が描かれた絽の名古屋帯です。生成り色の地に細かく描かれた船と海。金糸や銀糸も使われていて、こちらは着物以上にアンティーク感たっぷり。後ろ姿にすると、大きな帆船がしっかり見えます。

紗の着物と絽の帯なので、どちらもしっかり夏物なのだけど、爽やかというよりはちょっと重厚。

夏らしさはどこへやら……という組み合わせになりました。

平置きでは良かったのに、着てみると何か違う

着物のコーディネートって、平置きで合わせているときには、
「よし、これでいこう」
と思っていたのに、実際に着てみると急に違って見えることがあります。今回もまさにそれでした。

半衿を替えてみたり、帯揚げを替えてみたり、帯留めを合わせ直してみたり。少し変えては鏡を見て、また変える。

平置きでは完璧!と思ったのに、着ると「あれ?」。着物あるあるな気がしますよね。

出かける直前だったら焦りそうですが、今日は完全にコーデ遊び。取っ替え引っ替えしている時間も含めて楽しめました。

半衿と帯揚げは水玉でおそろいに

最終的に選んだ半衿と帯揚げは、黒地に水色の水玉。同じ生地でそろえています。

着物も帯も存在感があるので、小物までクラシックにまとめるより、水玉くらいの遊びが入ったほうが自分にはしっくりきました。

turquoise-obidome-front.webp
水玉の半衿と帯揚げ、ターコイズの帯留めを合わせた帯まわりの正面アップ

水色が着物の青ともつながって、暗めのコーデの中でちょっとしたアクセントにもなっています。

姑さんの形見のターコイズを帯留めに

帯留めにしたのは、姑さんの形見のターコイズのブローチ。もともとは帯留めではありませんが、今回はこれを合わせてみました。

ターコイズの水色が半衿や帯揚げ、着物の青ともつながって、最終的にはこれが一番自然に収まった気がします。

ブローチを帯留めとして使えると、コーデの選択肢が一気に増えます。

帆船のアンティークな帯に、ターコイズ。時代もテイストもきっちりそろえたわけではないのですが、こういう組み合わせも着物ならではなのかもしれません。

「壮大な物語を感じる」と言ってもらったコーデ

完成したコーデをThreadsに載せたところ、「着物の模様と合って、何か壮大な物語を感じます」というコメントをいただきました。

自分では単純に、「この着物にこの帯、合うかな?」と考えながら合わせていただけだったので、「壮大な物語」という見え方はまったく想像していませんでした。

でも、大きな柄の着物に帆船の帯。言われてみれば、確かに何かありそう。自分で考えているときと、人から見たときでは印象が違うのも面白いところです。

帆船柄の絽名古屋帯の後ろ姿。アンティーク感のある帯の柄がわかる着物コーデ

着る予定がなくても、着物で遊ぶ

今回はどこかへ出かけるためのコーデではなく、仕事終わりの気分転換。
9月に入ったというのに、紗の着物と絽の帯を引っ張り出して、あれこれ小物を替えながら遊んでいました。

夏物なのに爽やかとはほど遠い、紺・青・緑の渋めレトロなコーデ。でも、最終的にはかなり好きな組み合わせになりました。

着物って、着て出かけるだけじゃなく「何を合わせよう」と考えている時間まで楽しいんですよね♪

こういう何でもないコーデも、あとから見返すと「この頃こんな組み合わせが好きだったんだな」と思い出せそう。なので、ブログにも記録として残しておくことにしました。

スポンサーリンク