今日の着物コーディネートは、アンティークの黒繻子(しゅす)帯が主役です。
この帯、龍と獅子の刺繍がどこか漫画チックで、なんとも言えない愛嬌があるんです。ですが、実は一番の「ネタ」は前帯に隠されています。
「ウンチ」じゃないよ、宝珠だよ!
前帯にあるこの渦巻き状の柄……初めて見たとき、私は「えっ、ウンチ柄!?」と衝撃を受けてしまいました(笑)。
実はこれ、「宝珠(ほうじゅ)」という、願いを叶えると言われる大変縁起の良い文様なんです。
この衝撃の勘違いと宝珠の秘密については、こちらの記事に詳しくまとめています。
龍に獅子の刺繍、黒繻子帯の着姿

メインの柄は、漫画タッチで描かれた可愛らしい龍と獅子の刺繍です。
ただ、今回は手先をお太鼓に垂らした結び方をしたせいで、せっかくの獅子が隠れてしまい残念…。
この結び方はアンティーク着物屋「アンティークキモノ ヒメノルミ」さんで紹介されていたのを試したのですが、柄出しの位置が難しくて失敗だったかな。次はもっと手先を短くして、獅子もしっかり見せたいと思います。
※ 追記 2020年6月
youtubeで短い帯の結び方をヒメノルミさんが実演してて、わかりやすいですよ〜↓
帯周りのコーディネート

合わせた着物は、帯に負けないくらい大胆な柄のアンティーク。紫の地に、オレンジや水色の柄が入ったコッテリとした組み合わせです。
帯周りは、帯の刺繍(宝珠!)の色に合わせてまとめてみました。

帯締めは、着付けの同期生達から頂いた「くるり」で販売されてるツートンカラーの三分紐。
帯留めは、樹脂でできたマーブル模様のもので、着物友達の手作り品です。この緑色が、龍や宝珠の色とリンクして良いアクセントになりました。
帯揚げは鮮やかな水色をチョイス。これはテイジンの「ラミエール帯揚げ」です。 洗えるのはもちろん嬉しいですが、それ以上にシワがつきにくく、アイロンがけが不要なのが最高。少し厚手なので、ふっくらとした形に結びやすいですよ。
10年以上経っても色褪せないお気に入り
この記事を最初に書いてから10年以上が経ちました。コーディネートに使った着物は残念ながら破れて処分してしまいましたが、この龍と獅子の帯だけは、今でも私の一軍として大切に持っています。
ちなみに、この記事を公開した当時は、この格好で「手ぬぐいバッグ」を習いに行っていました。素敵な方々とチクチク楽しい時間を過ごした、当時の懐かしい記録もぜひ覗いてみてくださいね。


