着物チャリティーバザーで出会ってから、ずっとお気に入りの「獅子刺繍の黒繻子帯」。 やっとこの帯を締めてお出かけする日がやってきました。
アンティークの繻子(しゅす)帯といえば、経年劣化で生地が裂けやすくなっているものが多いのですが、この帯はホツレや破れがほとんどない奇跡的なコンディション! まさに運命の掘り出し物でした。
バザーでの出会いのエピソードはこちら↓
まるで漫画?愛嬌たっぷりの龍と獅子

黒繻子に映える色鮮やかな刺繍。描かれているのは「龍」と「獅子」なのですが、どこか日本昔話に出てきそうな、愛らしくて親しみやすいタッチなんです。
パッと目を引くインパクトがありつつ、この「ゆるさ」がアンティーク着物の遊び心を感じさせてくれます。
ただ、一つだけ気になることが……。
前帯(ポイント柄)にある刺繍のカタチが、どう見ても「ウンチ」に見えてしまうのです。

ウンチなわけないでしょ、下品だよ!!
……と、周りから総ツッコミをいただいたので(笑)、正体を詳しく調べてみることにしました。
その正体は、願いを叶える「宝珠(ほうじゅ)」

調べて分かった衝撃の事実。 この「しずく型」の図柄の正体は、宝珠(ほうじゅ)でした。
宝珠とは?
仏教において、災いを除き、濁水を清め、「意のままに様々な願いを叶える」とされる不思議な宝の玉のこと。ブロックです。左の線とアイコンの色は自由に変えることができます。

まさにリアル・ドラゴンボール!
下品だなんてとんでもない、最高にご利益のある縁起物だったのね。
そう知ってみると、龍がこの宝珠を追いかけている姿も、より神々しく(でも可愛く)見えてくるから不思議です。
まとめ:攻めのアンティークコーデを楽しみたい!
最初は「面白い柄だな」と思って手に取った帯でしたが、意味を知ることでさらに愛着が湧きました。
この「龍×獅子」の刺繍帯を使った、具体的なコーディネートはこちらの記事で紹介しています。
アンティークならではの「攻め」の着こなし、ぜひご覧ください!


