前編では、翌日のライブ参戦を意識して「モノトーンでかっこいい帯」を探しに行った話を書きました。
あのときは、これでライブコーデは決まり!と、すっかり気分も盛り上がっていたのですが……。
半幅帯購入についてのお話はこちら↓
実は当日、その帯は使いませんでした。
鏡の前では悪くない。
でも、会場までの移動、雨の予報、そして何より“跳ねる気満々”のライブを思い浮かべたとき、どうにもピンとこなかったんです。

かっこいいけど、今日はそれじゃない。
そんな直感に従って、別の選択をしました。
もう一つの願いだった「パーカー×着物」

ライブ用の帯を探すのと同じくらい、ずっと心にあった願いがもう一つありました。
それが「パーカーを着物に合わせてみたい」ということ。
冬のライブ、しかも長時間。
きれいに着付けた着物も好きだけど、今日は思いきり楽しみたい日。
紐でぎゅっと締めるより、少しラフで動きやすい方がいい。
そう思って選んだのが、黒デニム着物にパーカーを重ねたコーデでした。
雨の日の大阪、ライブ当日のリアル
当日は、冷たい雨が降る寒い一日。
会場に入るまで、傘をさしながら小雨が降りしきる中で1時間ほど並びました。
その列の途中で羽織を脱ぎ、「新しい学校のリーダーズ『新しい学校はすすむ』大阪公演」に向けた支度として、ファンクラブ会員限定の10周年お祝いアイテム、公式の法被にチェンジ。
会場入口では、ファンタオルと一緒に気合いの記念撮影です。
写真や動画のSNS投稿がOKなライブだったのもあって、ファンとしては本当にありがたい時間でした。
何度見ても、やっぱり元気をもらえる「新しい学校のリーダーズ」
このツアー、実は9月の東京公演で一度観てるんです。
でも大阪公演が気になっていたので…

年末の大阪公演なら、墓参り帰省と重ねて行ってしまえ!
ということで、2回楽しみました。
“新しい学校のリーダーズ”のライブは、何度見ても、元気やる気がUPし「また明日から頑張ろう」という気持ちになれるところが好き!
ノリのいい曲が続く2時間半、ダイエットも兼ねて、私も腕を振り上げてジャンプしっぱなしでした。
パーカー×デニム着物は、ライブに最強だった

途中からもう、コーデのことを気にしなくなっていました。
それくらい、この日の服装は楽だったんです。
腕を上げても、跳ねても、パーカーとデニムだから破ける心配なし。
足元は草履ではなく、ローヒールの編み上げショートブーツ。
ぐらつく心配もなく、雨の日でも怖くありません。
ブーツに合わせて、着物は少し短めに着付け。
動きやすくなるし、泥はね対策にもなる。
感覚としては、ロングタイトスカートでライブに行くのと、ほとんど変わらない気軽さでした。
帯は“邪魔にならない”が正解

ライブ中や電車移動で邪魔にならないよう、帯は半幅帯をぺったんこの貝の口結びに。
この結び方にしておいたおかげで、席に座っても、立って跳ねても、ストレスはほとんどなし。
座ってもシートに当たらないので、長時間の観覧でも痛くならない。
実はこの日、新しく買った半幅帯も試してみたのですが、長さが約400cmと、いつも締めている帯より少し長め。
貝の口結びがきれいに収まらず、時間切れになってしまいました。
結局、前日に締めていた帯にチェンジ。
結果的には、それも含めて「今日は無理しない」が正解だった気がします。
きれいに着るより、思いきり楽しめた

ライブ後は、そのまま新大阪へ向かい、新幹線で爆睡して帰宅。
体はくたくたなのに、心はすごく満たされていました。

きれいに着る日もあれば、動きやすさを選ぶ日もある。
この日は間違いなく、後者の日でした。
着物でライブなんて無理かも、と思っていたけれど。
パーカーとデニム着物のおかげで、私は着物のまま、思いきり楽しめました。
前編で探したあの帯は、今回は出番がなかったけれど。
あの時間があったからこそ、「自分は何を着て、どう過ごしたいのか」をちゃんと考えられた気がします。
着物との付き合い方が、またひとつ広がった。
そんな一日でした。
着物でライブに行くときのプチ実践メモ
今回の体験から、「これだけ意識すると楽だったな」と思ったポイントをまとめておきます。
① トップスは“動ける服”が最強
パーカーやスウェットなど、腕・肩が自由に動くものを選ぶと、ライブ中のストレスが激減します。
② 足元は安定重視
高さがないなら草履でも良いけれど、ローヒールのブーツやスニーカー感覚で履ける靴の方が安心。
雨の日や人混みでは、特に差を感じました。
③ 帯は存在感より“邪魔にならない”帯結び
半幅帯+貝の口などのぺったんこ結びがおすすめ。
電車移動や座席でも、本当に楽です。
④ 天候と待機時間を想定する
すぐ脱げる羽織、軽装の中身、荷物は最小限。
会場前でファングッズを付け替えるくらいがちょうどいい。
最後に
きれいに着る日も、
思いきり楽しむ日も、
どちらも着物の大事な時間。
もし「着物でライブ、ちょっと気になるな」と思っている人がいたら、無理のないところから、ぜひ一度試してみてほしいです。

