kimono きたや|最後に寄ったお店で、いちばん迷うことになるとは

居内商店さんを出て、次のお店へ向かう途中。
通路沿いに吊るされていたアンティーク着物に、思わず足が止まりました。

…ここ、気になる。時間あったら最後に寄ろう
そんなふうに後回しにした「kimono きたや」さんが、結果的にこの日のハイライトになるとは、このときはまだ思ってもいなくて。
居内商店さんでのお買い物についてはこちら↓
刺繍だと思った虎帯が、まさかの…

アンティーク着物や帯を眺めていると、店長さんらしき男性が声をかけてくれました。
私が見つめていたのは、黒地に虎柄、しかも虎刺繍に見える名古屋帯。
わざわざテーブルに広げてくださって、じっくり見せてもらっていると──

これ、刺繍じゃなくてプリントなんですよ。

えっ、刺繍じゃないの!?
居内商店さんに続き、ここでもプリント帯。
素材はポリエステルだから、アンティークよりずっと丈夫。
アンティーク帯が好きで何本も購入し着付けているものの、経年劣化で生地が裂ける悩みを抱える私にとって、“刺繍に見えてプリント”ということが、ものすごく魅力的でした。
でもお値段は2万2千円。
せんびるでの軍資金上限3万円と考えると…なかなかの決断。

この値段は今年までですよ。来年からは上がります。
これ一点もの。同じのは作りません。

…それ言われると、弱いんですけど…!
残り時間は30分を切り、考えるのにも疲れて、この虎帯はいったん見送り。
それでも店内を歩きながら、何度も何度も、つい虎帯を振り返ってしまいました。
ワゴン帯の前で、現実路線に切り替える
入口にあったワゴンには、550円/1,100円/3,300円のリサイクル帯。

よし、ここから現実的にいこう…
まず手に取ったのは、黒の繻子帯。
刺繍かな?と思ったら、これもまた違う!!


…え、これはペイント?
トラ柄帯は印刷で、これは手書き…刺繍じゃない…
昭和の頃に流行ったという、絵の具で描く帯。
アンティークと呼んでいいのかは正直わからないけれど、この“ちょっと懐かしい感じ”がたまらない。
ただ、ペイント帯の弱点は、使っていくうちに絵が割れてしまうこと。

経年劣化でしかたないけど、これ何回締められるかな…
気づけば帯が3本、増えていました

2本目は、小豆色の塩瀬帯(1,100円)。
丸い柄で、少し大人っぽい雰囲気。

老けて見えないかな…?
でもアンティーク着物には合わせやすそう
そして3本目。
赤紫×黄色の補色づかいがいかにもアンティークらしい、ちょっと派手な帯(3,300円)。

これは…コーデ考えるの楽しそう!
途中、値札のない帯をめぐって──

これ、いくらだったかな?値札がついてない…

550円ですよね?
…なぜか私が値段を確定させる流れになり、無事そのお値段で購入(笑)。
こうして最終的に、帯3本お買い上げ。
時刻は16時。
せんびるでのお買い物、なんとか時間内に収まりました。
最後の最後で、またやらかす私
…と思ったら。
スーツケースに帯3本を無理やり詰め込むのに手間取り、慌てて外へ出た数歩後。

あれ…?
ショルダーバッグが、ない…
二度目の失態です。
スーツケースを持つと、
どうして私はすぐショルダーバッグを忘れるのか…。

自分のこの“残念仕様”、どうにかならないかな…
こうして、ちょっとドタバタ、でも大満足のせんびる着物ショッピングは終了です。

