【東京キモノショー2026】1人で3日間通い詰め!3日目レポ(お買い物・戦利品編)

東京キモノショー2026 3日目レポMV。キモノスタイル展の会場と阿波しじら着物3ショットコラージュ

東京キモノショー3日目。この日の東京は最高気温25度の夏日予想! 暑さ対策として、初日に会場で見かけた「きものふりく&ハイムラヤ」さんで以前ネット購入した、阿波しじら織の着物(鰹縞)で出陣することにしました。

しじら織は表面のシボのおかげで肌に張り付かず、風が抜けて涼しいんです。木綿だから汗をかいても家でザブザブ洗えるし、お手入れが簡単なのも嬉しいポイント。見た目も涼しげで大正解でした。

日曜の賑わいと、漫画「恋せよキモノ乙女」への疑問話

お買い物へ繰り出す前に、まずは前日のおさらいも兼ねて「キモノスタイル展」を再チェック。

東京キモノショー2026最終日のキモノスタイル展会場の全体風景(日曜の賑わい)

日曜日ということもあってか、前日よりもさらに賑わっている印象です。着物姿だけでなく洋服姿の方も多く、「着物に関心があるライトユーザーさんも日曜には足を運ぶんだな」とイベントの幅広さを実感しました。

すれ違う人から「今はこういう自由な着方もあるのね〜、何でもありで素敵!」という声もチラホラ聞こえてきて、なんだか嬉しくなります。

KICCAによるロマンティックな着物コーディネート(春のヨーロピアンガーデン)

大好きな漫画「恋せよキモノ乙女」の展示スポットを眺めていると、近くから「ていうか、この主人公、着物何枚持ってるんだ!?」というツッコミが。

わかる!!激しく同意!(笑)たしかに、あんなに毎回ゴージャスで素敵な着物を着ている若い女の子を見たら、そうツッコみたくなるよね。

漫画「恋せよキモノ乙女」の展示コーナーと関連書籍

でも、漫画のストーリー的には「おばあちゃんからのお下がり」だったり、「要らなくなったお着物を譲り受けた」という背景がちゃんとあるんです。久しぶりに全巻読み返したくなりました。

いざ物欲解放!黒の兵児帯か、白の名古屋帯か

一通り展示をおさらいしたところで、いよいよ最終日のメインイベント「物欲の解放」です!
初日に心を射抜かれてからずっと気になっていた、黒木織物さんの博多織「大人の兵児帯(カラスの濡羽)」。

もう一度この目で確認したくてブースへ向かうと、やっぱり漆黒に艶のある地模様がなんとも素敵。


でも、元々は「白系の名古屋帯」で気に入るのがあれば買う予定だったし、兵児帯で4万円超え。
ポリ混という点も少し引っかかっていたので、一度頭を冷やすために隣りの「きものふりく&ハイムラヤ」さんのブースへ逃げ込みました。

私がふりくさんの阿波しじら織を着ていたこともあり、お店の方にすぐ気づいてもらえました。周りにも同じく阿波しじらを着ているお客さんがたくさんいて、「仕立てるとこういうイメージになるんだ!」と生で見られてとても参考になります。

「青系の鰹縞の着物に合う、白い帯が欲しいな……」と探してたら、なんとバッチリ理想に合う帯を勧めていただきました!
白地に青系の紋八寸名古屋帯(花間道)。新品証書付きの松葉仕立てで、お値段39,930円。

白地に青の花間道柄の博多織八寸名古屋帯(購入を迷った帯)

黒の兵児帯より少し安いし、いかにも博多織!って感じのシュッとしたデザインも良いなぁ。

ただ、真っ白な帯なので「ガード加工」は必須。ふりくさんでは加工の受付がなかったので、同じフロアに出店されていた「パールトーン」さんのブースへ相談に行きました。

話を聞く前に撮影ブースがあったのでパチリ。

パールトーンのロゴ入りバルーンと記念撮影(東京キモノショー2026)

恐るべしパールトーン加工と、決断の時

パールトーンさんで色々お話を伺うと、帯の加工は12,100円(1万円以上は送料無料)とのこと。
実際に加工している布としていない布に醤油を垂らす実演を見せてもらったのですが、加工なしの布がじんわり染み込むのに対し、パールトーン加工の布は醤油が玉のようにコロコロと弾いているんです!

適切なお手入れをすれば半永久的に効果が持続すると聞き、「白い帯なら絶対にやるべきだな」と確信。

……ということは。 帯(約4万円)+加工代(約1.2万円)= トータル5万円超え。

あれ?ちょっと待って。私、どっちにしても「帯を買う前提」で計算を進めてないか……?(笑)

一旦別の視点で考えようと、会場であるグリーンビルの4階・5階をぐるぐると歩き回ってみました。
でも、頭に浮かぶのはあの漆黒の艶ばかり。「やっぱり諦めきれない!」と覚悟を決め、黒木織物さんの黒の博多兵児帯、お買い上げです!

伏兵現る。阿波しじらの沼へようこそ

大物を手に入れてホクホクした足で、そのままお隣の「きものふりく&ハイムラヤ」さんに再度立ち寄りました。帯探しは終了したので、今度は普段ネットでしか見られない阿波しじら織の反物をじっくり見せてもらうことに。

帯を探していた時は気づきませんでしたが、展示されているだけでなく、下にも反物が山のように積まれていてその数にびっくり!

人気の新作は、オーナーの蘭さんも着ていらしたパステルグリーンとのこと。入口のトルソーも着付けられてますね。サンプルの仕立て上がりを羽織らせてもらったのですが、なんだか私の顔にはピンときませんでした。

2026年新作の阿波しじら織を仕立てたサンプル着物(トルソー展示)

私が着ているのが縦縞(鰹縞)だったので、店員さんが「チェックや他の柄物はいかがですか?」と勧めてくれました。ちょうど隣にいたお客さんが、藍色の濃淡大格子(大きめのチェック)を着ていて、大胆な柄使いがすごく素敵! でも、着付けを習い始めた頃に「小柄な人に大柄はNG」と本で読んだ呪縛があり、これまたなかなか手が出せません。

そのことを店員さんに伝えると「そんなことないですよ!これもサンプルがあるから羽織ってみますか?」と背中を押され、着せていただくと……案外悪くない!

さらに「茶色もありますよー」と見せていただいた反物を肩にかけ、顔映りを確認。 最近思い切ってショートボブにして、白髪ぼかしで髪色も明るい茶髪になったので、茶色の着物もすんなり馴染んでとてもいい感じ!

茶色の阿波しじら着物を肩にかけて顔映りを確認している様子

お値段は、反物+お仕立てセットで31,500円。
袷(あわせ)の着物は骨董市でたくさん買っていて困らないけれど、単衣(ひとえ)の着物はあまり持っていません。マイサイズで着やすいお仕立て着物がこの価格で手に入るなら……。

でも、このお店の商品はネットでも買えるし、数ヶ月後にネットでポチってもいいよね?

と、思わずポロっと店員さんにこぼしたところ、言われました。

このイベント限定で、送料も居敷当て(お尻の補強布)も込みでこの価格なんですよ。後からネットで同じものを高く買うくらいなら、今買いましょうよ!

お得で悩ましいことを言われてしまった。。

見事なトドメの言葉をいただき、阿波しじらのマイサイズお仕立て、お買い上げ〜
せっかくのリアルイベントでの出会いなので、オーナーの蘭さんと、色々アドバイスをくれた店員さんと一緒に、阿波しじら3人で記念撮影をしてもらいました。最高の記念になりました!ありがとうございます。

阿波しじら着物を着た3人での記念撮影(きものふりく&ハイムラヤ)

こうして、黒の兵児帯と阿波しじら織のお仕立てという「大満足の一大出費」をもって、私の東京キモノショー2026・3日間はおしまい。 来年も絶対にまた行きます!

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