【船場センタービル】モノトーン派の私が「日本語」を纏うまで。居内商店で店員さんと繰り広げた、帯選びの真剣勝負!

人間失格を、纏う。モノトーン派を狂わせた、店員さんの「神推し」帯

3号館でのミッションをクリアし、お次は本命の7号館へ。

向かったのは、モダンでエッジの効いた着物ファンから絶大な支持を得る「居内商店(ゴフクヤサン・ドットコム)」さんです。

今回の目的は、翌日のライブ参戦を意識した「モノトーンのカッコいい帯」を見つけること。

船場センタービル7号館にある居内商店の入口。店内に並ぶ個性的なデザインの帯やトルソーのコーディネート。

「モノトーン」を求めて。店員さんと選ぶ3本の半幅帯

居内商店の棚に並ぶ、文学作品や浮世絵、タイポグラフィなどがプリントされたモダンな帯の数々。

店内に入り、真っ先に店員さんに相談しました。「黒デニム着物に合わせる、モノトーンの格好いい帯を探しているんです」と。

店員さんは私の好みを即座に理解して、棚から次々とクールな半幅帯をピックアップしてくれました。

椅子の上に並べられた「人間失格」、ドット、蜘蛛の巣柄の3種類の帯。どれにするか最終選別しているシーン。

うーん、これもいい。これも捨てがたい……

鏡の前で、着ていた黒デニム着物に合わせてみます。どれも間違いなく格好いい。

無難にいくなら、この中のどれか。でも、どれも素敵なんだけど……

すると店員さんが迷いに追い打ちをかけるように「これ、どうですか?」と出してきたのが、あのシリーズでした。

店員さんの推し!「日本語」が躍る文学帯の衝撃

「絶対にカッコいいですよ!」と店員さんが推してくれたのは、日本語がびっしりと描かれた「文学シリーズ」の帯。

太宰治「人間失格」の本文がプリントされた帯のアップ。日本語のタイポグラフィがデザインとして映える一本。

人間失格……!? 蜘蛛の糸に、銀河鉄道の夜まであるんですね!

モノトーンを探していた私にとって、この「白と黒のタイポグラフィ」はSNSで気になっていたデザイン。実物を手に取ると文字が柄として成立している、やっぱり強烈なインパクトです。

「無難」を捨てて「物語」を買う。決断の瞬間

最後まで、最初に選んだ3本の半幅帯と悩み抜きました。実用性か、それともこの唯一無二の個性か。

……よし、こっちにします! この『人間失格』を、明日のライブの相棒にします。

黒デニム着物を着た筆者が、店員さん提案のモノトーン半幅帯を鏡の前で体に当ててチェックしている様子。

店員さんも「やっぱりこれですよね!」と満足げ。 自分のこだわり(モノトーン)を崩さずに、予想もしていなかった「日本語」という要素を取り入れる。これこそが、実店舗でプロと相談しながらお買い物をする醍醐味だなと感じた瞬間でした。

お値段は12,100円。納得の、というか大満足の決断です。

4. 余韻に浸りすぎて、本日1回目の「やらかし」

ホクホク顔で店を後にした私ですが、数歩歩いたところで血の気が引きました。

ショルダーバッグを、お店の椅子に置き忘れた……!!

スーツケースを持ってると、肩が軽くなってることに気づかない…

慌てて戻ると、店員さんは笑顔でバッグを預かっていてくれました。センビルの広さとスーツケースの重み、そして「運命の出会い」の興奮は、冷静さを奪うようです。皆様もお気をつけください……。

今回お邪魔したお店
  • ショップデータ:居内商店(ゴフクヤサン・ドットコム)
  • 場所: 船場センタービル 7号館 地下1階
  • 公式サイト: ゴフクヤサン・ドットコム

次に向かったのはリサイクル着物ショップ「トゥレジュ」です。
勧められる空気からひと休みして、思わず笑顔になる“もけもけ”半衿と帯揚げに出会いました。

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