※この記事は、着物を着始めたばかりだった2008年12月の購入記録です。
価格やセール内容、店舗の状況は当時のものです。
着物を着始めたばかりの頃、リサイクル着物店「たんす屋」で、初めてウール着物を購入しました。
選んだのは、黒地にカラフルな花が描かれたウールのアンサンブル。着物と羽織の2点セットで、価格はなんと2,100円でした。
今でこそウール着物の気軽さを知っていますが、当時の私は「ウールの着物って、セーターみたいに分厚いの?」というくらい、何も知らない着物初心者でした。
たんす屋の「3点1万円」ワゴンで着物探し
当時、たんす屋では、着物・帯・羽織がどれでも3点1万円というワゴンセールをしていました。
着物初心者だった私にとって、3点で1万円はかなり魅力的。
ワゴンの中を何度も見ながら、「どれにしよう」とさんざん迷い、気になった着物について店員さんに尋ねてみました。

ワゴンの商品は小さめのサイズが多いので、お客様には身幅が少し足りないかもしれません

私が着られる3点1万円の商品はないのか……。あんなに探したのに、ちょっと残念
リサイクル着物は基本的に一点もの。
気に入った柄が見つかっても、自分に合うサイズとは限らないのだと、初心者ながらに実感しました。
紬を探していたら、ウール着物をすすめられた
3点1万円のワゴンを離れ、別のコーナーで普段着にできそうな紬を探していると、店員さんがウール着物をすすめ上げてくれました。

ウールも紬と同じように、普段のお出かけに気軽に着られますよ。お値段も手頃です

なるほど。ウール着物でもいいかも
ただ、「ウール」と聞いて私が思い浮かべたのは、厚手のセーター。
着物も分厚くて重いのではないかと思っていましたが、実際に触ってみると、想像していたよりもずっと薄手でした。
さらに、この着物には裏地がありません。
このとき初めて、裏地のない仕立てを「単衣(ひとえ)仕立て」ということも知りました。
着物と羽織のセットで2,100円
初めてのウール着物を買うかどうか迷っていると、店員さんからさらに魅力的なひと言が。

浴衣と同じように半幅帯で着られますよ。着物と羽織がセットになったアンサンブルで、2,100円です

着物と羽織のセットで2,100円!
黒地に赤や黄色、青などのカラフルな花柄。
かわいいとは思ったものの、「私が着たら、少し幼く見えてしまうのでは?」という心配もありました。
それでも2,100円なら、たとえうまく着こなせなくても勉強代。
失敗も経験のひとつと思い、購入することにしました。

半幅帯なら着物初心者でも結びやすい
ウール着物には、半幅帯を合わせることにしました。
半幅帯なら、名古屋帯よりも気軽に結べます。
定番の文庫結びもかわいいですが、貝の口やカルタ結びなど、背中が平らになる結び方にすると、電車に乗るときや背もたれのある椅子に座るときも楽です。

着物初心者なので、帯結びが少しくらい不格好になることもあります。でも、アンサンブルなら羽織を着てしまえば、帯結びはほとんど見えません。

帯がうまく結べなくても、羽織れば隠せる。これは初心者にとって心強い!
着付けに自信がなかった当時の私には、半幅帯と羽織の組み合わせがとても気楽に感じられました。

ウール着物は自宅で洗える?
当時の私は、ウールならセーターと同じように洗えるだろうと考え、おしゃれ着用洗剤を使って自宅で洗うつもりでいました。
ただし、現在なら、ウール着物だからといって何でも洗濯機に入れることはしません。
特にリサイクル着物は、品質表示や詳しい素材が分からないこともあります。
縮みや色落ちなどが心配なので、洗濯表示がある場合は表示を確認し、分からない場合は購入店や着物のお手入れ専門店に相談するのが安心です。
自宅で洗う場合も、あくまで着物の状態や素材を確認したうえでの自己責任になります。
ウールアンサンブルで初詣へ
購入したウール着物は、さっそくお正月の初詣に着ていくことにしました。
黒地にカラフルな花柄なので、赤や黄色の半幅帯が似合いそうです。
その上から羽織とショールを重ねれば、冬のお出かけコーデが完成。
外は寒そうなので、着物の下には暖かいインナーを着て、足元は別珍足袋で防寒することにしました。
初めてのウール着物。
しかも、まだ着付けに自信がなかった頃の私にとって、半幅帯で気軽に着られて、帯結びを羽織で隠せるアンサンブルは、とても頼もしい一着でした。
購入したウールアンサンブルを着て、生駒宝山寺へ初詣に出かけた日の様子はこちらです↓



