2月初旬、帰省のタイミングで大好きな船場センタービルの着物屋さん巡りをしてきました。
もともとは「半衿と帯揚げ」を探す予定だったのですが、ふらっと立ち寄ったお店で、予定外のとっても素敵なアイテムと出会ってしまいました。それが今回ご紹介する、雪景色のようなボタニカル柄の刺繍羽織です。
一目惚れから購入までのちょっとした葛藤や、東京の真冬の寒空の下で実際に着てみたリアルな感想などを、備忘録も兼ねて残しておこうと思います。
船場センタービル7号館「salon de canna」とは?

刺繍羽織と出会ったのは、船場センタービル7号館2階にある「salon de canna -サロン ド カンナ-」さん。
ここはリサイクル着物や帯、羽織はもちろん、オリジナルデザインの和装アイテムも揃う個性的なセレクトショップです。
店内にはモダンなデザインの着物からアンティーク調の和小物、こだわりの生地で仕立てた一点物などが並んでいて、他ではなかなか見られないアイテムが充実していました。
公式Instagramでも最新情報がこまめに更新されているので、船場へ行く際はぜひチェックしてみてくださいね。
可愛さにため息…運命のふんわり刺繍羽織


そんなお店の店内で、パッと目を奪われたのがこちらの羽織です。
ライトグレーの落ち着いた生地に、白いボタニカル柄の繊細な刺繍が上品に映えて、まるで雪景色のよう。

フェイクウール素材でふんわりとした手触りをしていて、見た目にもすごく暖かそうでした。
この日は洋服でお店に行っていたので、着物姿の店員さんに羽織っていただき、着姿の雰囲気をじっくりチェックさせてもらいました。

これ、絶対に手持ちの着物に合う……!
でもお値段は18,700円。
帰省先での衝動買いとしてはちょっと勇気がいるかも……
生地にしっかりとした厚みがある分、少し重みもあります。
翌日もこの羽織を持って移動し、新幹線に乗って東京へ帰ることを考えると「荷物になるなあ」とためらってしまい、いったんはお店を後にしました。
諦めきれずお店へ!手ぶらで帰るためのちょっとした交渉
でも、他のお店を見て回っていても「やっぱりあの羽織が欲しい!」という気持ちは高まるばかり。結局、再びお店へ戻ることにしました。
ただ、新幹線での持ち帰り問題はどうしてもネックでした。さらに、別のお店で帽子も買おうか悩んでいたため、思い切ってこんな交渉をしてみることに。

あの、この羽織を買うので、他のお店で買った帽子も一緒に自宅へ配送してもらえませんか……?
少しわがままなお願いかなとドキドキしたのですが、会社の方へ問い合わせてくださり、「送料をご負担いただき、利用済みの段ボールでもよければ対応しますよ」と快く引き受けてくださいました。
おかげで帰りの荷物も増えず、手ぶらで帰れることに!買い物の満足度がさらにグッと上がりました。
東京の真冬でも暖かい?黒の大島紬とコーディネート

自宅に届いた羽織を、さっそく2月下旬のお出かけで着てみました。
この日の東京は最高気温9度。黒の大島紬の上からこの羽織を合わせてみます。
羽織は前が開いているデザインなので、「和装コートに比べるとやっぱり寒いかな?」と少し心配していましたが、全く問題なし。
フェイクウールの生地が柔らかく体を包み込んでくれて、着物自体の重ね着効果も相まって、東京の真冬でもバッチリ防寒できることを実感しました。
真冬の羽織のおしゃれな防寒アイデア
ちなみに、風が強くてさらに寒い日には、こんな工夫をプラスするのがおすすめです。
- ファーショールをプラス
首元を温めるだけで、体感温度は劇的に変わります。 - ロング手袋で腕の防寒対策
羽織は袖口が広いので、腕を上げた時に冷たい空気が入りがちです。手首までしっかり隠れるロング手袋があると安心ですよ。 - ブーツや厚手タイツを合わせる
足元の冷え対策もマスト。今回の羽織は少し洋風な雰囲気もあるので、ブーツとの相性も抜群です。
まとめ:見送っても忘れられないものは「買い」!
衝動買いするには少し悩む価格とボリュームでしたが、お店の方の親切な対応もあり、結果的に大満足のお買い物になりました。
やっぱり「一度お店を出て見送っても、どうしても忘れられないアイテム」は、思い切ってお迎えするのが正解ですね。
まだまだ肌寒い日が続くので、この冬から春先にかけて、たくさん着てお出かけを楽しみたいと思います。


