清澄白河・田巻屋レポ!ワイルドなダメージデニム着物を試着

清澄白河の呉服店「田巻屋」の店舗外観と、着物姿の女性の自撮り写真

6月、梅雨の晴れ間に恵まれた土曜日。ちょっと足を延ばして清澄白河まで行ってきました!

お目当ては着物愛好家のフリーアナウンサー・近藤サトさんのYouTube「サト読ム。」でも紹介されていた、老舗呉服店「田巻屋」さんです。

ネットの情報通り、いや、それ以上のインパクトがあるお店で…!

今回は、田巻屋さんのディープな店内レポと、大本命だった「デニム着物」の試着レポをお届けします♪

清澄白河の老舗呉服店「田巻屋」へ!想像を超えるカオスな店内

清澄白河の呉服店「田巻屋」の店舗外観

お店に到着してまず目に入ったのがのぼり旗。3本ひらひらとはためいていて、さらに歩道をはさんだところに、おもちゃなども平台に並べて販売しているという、今時斬新な販売スタイル。

YouTubeで紹介されていた通り、お店に入る前から雑多で不思議な雰囲気が満載です。

この雑多な感じ…どこか地方の観光地にあるお土産屋さんの匂いがするぞ…?

店内に入ると、さらにその印象は強まりました。

くねくね動く小ぶりの招き猫に和風ピンバッチ、浮世絵足袋サンダルにヘンテコだけど妙にかわいいブリキのオブジェ…。

江戸や日本をモチーフにしたピンバッジや招き猫などの和風の小物雑貨

極めつけは、人気No.1だという「参鶏湯キット」まであるんです(笑)

老舗の着物屋さんなのに、観光客向けに全力で振り切った商品ラインナップには本当にビックリ

私は奈良育ちなので、お寺の近くで売られている鹿や大仏の置物、木刀にキーホルダーなどを思い出してしまい、敷居が高いはずの呉服屋さんに妙な親近感を覚えてしまいました

お店で商品を選んでると、小学校で使う体育のグッズらしきものを求める地元のお母さんや、祭り用かな?「どの地下足袋が一番高級なんだ!」と質問する強面のおじ様の姿もありました。

呉服屋って着物好きな年配の方々や和の稽古に通う人がお客さんだと思ってたのに、求める用途の幅が広いなぁ!

私が思い描いていた「呉服屋」の固定概念を見事に崩してくれる、地域密着型の素敵なお店です。

普段着着物の宝庫!反物がドンと並ぶ感動

雑貨のインパクトに圧倒されそうになりますが、普通の雑貨と並ぶようにしっかり着物の反物も置かれています

棚にずらりと並んだ色鮮やかで様々な柄の着物の反物

今の季節は片貝木綿や浴衣が並んでいました。

値札がついた片貝木綿の反物のアップ

東京でドンと構える平屋の呉服屋さんなのに、木綿着物の反物から売っていることに感動!
着付けを覚えたての頃、木綿の産地特集を本で見て「どこでこういうの誂えることができるんだよー」と思っていた昔の自分に教えてあげたいです。

さらに、地域密着型のお店らしく、成人式や卒業式向けの新品の帯揚げや髪飾り、草履なども豊富に揃っていました。

透明なケースに入って棚に並ぶ成人式・卒業式用の華やかな髪飾り


百貨店のようにキレイなケースに少量ずつ陳列されているのではなく、雑多に並んでいる中から「探す楽しさ」があるんですよね。

棚に綺麗に重ねて並べられたカラフルな着物の帯揚げ

本日のメイン!種類豊富な「デニム着物」を試着

さて、気になるグッズは山ほどありますが、脇見はこの辺にして。
この店に来た最大の目的、「デニム着物」をそろそろチェックしましょう。

店内のハンガーラックにずらりと掛けられた様々な色合いのデニム着物

ネットで扱っているお店は多いですが、実店舗で扱ってる店って少ないと思います。
私自身お店で手にとって眺めるのは、1枚目のデニム着物を購入した大阪・船場センタービル以来かもしれません。

「すでに1枚持ってるからもう十分!」と思っていたものの、やっぱり実際に見て触ってデニム着物の違いを確かめたい思いがありました。

先に結論を言います。

手持ちのデニム着物とは全然違って、バリエーションが豊富!!

手持ちアイテムはジーパンのような厚みがあるけれど、田巻屋さんのものは少し違いました。

自分のより若干薄い生地で柔らかい「普通?」タイプと、デニムシャツのように本当に薄い「デニム浴衣」として販売されているタイプの2種類。

さらに驚いたのがその加工です。
「ノーマル」「ダメージ」「クラッシュ」の3タイプ。
色は大きく分けて「黒」と「インディゴブルー」がありました。
(柄入りデニムも少しはありましたよー)

田巻屋さんは「デニム着物でも上品に着こなせますよ」というよくある宣伝文句とは真逆の、ガッツリワイルド路線なんです!

店頭のラックには、それほど量がなぜかあるように思えないのだけど、既製品として「S」「M」「L」のサイズ展開はしてるし、長着だけでなく羽織や振袖!!!!など種類もあり、すごいバリエーション。

種類や価格等はデニム着物価格表 (2025年8月時点)でご確認どうぞ↓

デニム着物やデニム袴、作務衣などの種類と料金が書かれた価格表

50代、クラッシュデニム着物に悩む…!

さっそく、ブルーの「ダメージ」と「クラッシュ」の2着を試着させていただきました。
(ノーマルは写真を撮り忘れました…)

持ってるやつがノーマルの黒デニム着物なので、加工が施されたブルーデニムはすごく新鮮!

ダメージの一部色が抜けた感じも好きだし、「デニムパンツですらそんなの持ってないのに!」と思っていたクラッシュも、「ありかもしれない!」と惹かれてしまいました。

ただ…クラッシュは年齢的にも一歩コーデを間違えると、疲れ果てたズタボロのおばちゃんのように見えるのでは!?

自分のセンスに少々不安を感じつつも、日常に溶け込むデニムに、現代風のポップな半幅帯を合わせたら…と心くすぐられます。大好きなアンティーク着物とはまた違う魅力ですね

すでに両方とも欲しい!!!!!

既製品だから、2枚買っても現在東京キモノショーで購入した、お仕立て中「阿波しじら着物」の半分の価格。
うーん、悩ましい!!

でも、衝動買いは良くないですよね。
実は今回、デニム着物の他にもう一つ、「どうしても実物を見て雰囲気を確かめたいアイテム」があったんです。

それはズバリ「袴」!

次回は袴選びで直面した現実と、ワゴンの中から発掘した「まさかのお宝(大ショックの事実付き)」についてお届けします。お楽しみに♪

[店舗情報]呉服の店 田巻屋(深川清澄白河本店)

スポンサーリンク