着物で箕面大滝へ紅葉ハイキング。ブーツ&スニーカーで歩いてみた

着物で箕面大滝へ紅葉ハイキングを楽しんだ様子をまとめたアイキャッチ画像

2010年12月、着物サークル「きもの結び」のイベントで、箕面大滝まで紅葉狩りに出かけました。箕面駅から滝までは歩いて向かいます。

着物でハイキングって、本当に大丈夫?

途中で歩けなくなって、タクシーを探すことになるのでは……なんて心配もしつつ、着物姿で挑戦してみました。

※この記事は2010年12月当時の記録を、2026年に旧ブログから移設・再編集したものです。

箕面駅に集合して、まずは腹ごしらえ

前日までの悪天候が嘘のように、この日はいいお天気。私は少し遅れてしまい、12時半ごろ箕面駅に到着しました。
大阪・梅田から思っていたより近く、「箕面って意外と行きやすいんだ」と、このとき初めて実感したのを覚えています。

滝へ向かう前に、駅前で鯛焼きやたこ焼きを食べて腹ごしらえ。この日のハイキングには、リーダーの2歳の娘ちゃんもベビーカーで参加しました。

着物でハイキング、足元はどうする?

今回いちばん悩んだのが履物です。いつもの草履で山道を歩くのは、さすがに厳しいのでは?そこで多くのメンバーは、ショートブーツやスニーカーを着物に合わせてきました。

着物×ショートブーツ

着物にブーツというと袴姿を思い浮かべますが、普通の着物に合わせても案外違和感なし。何より、たくさん歩く日には安心です。

着物×スニーカー

箕面大滝への散策で着物に黒いスニーカーを合わせた足元

スニーカー派もいました。着物だからといって足元まで必ず和装にする必要はなく、「今日は歩く日」と割り切るのもあり。今見ると、こういう自由な合わせ方も楽しそうです。

そして草履の人も

ところが……

箕面大滝への散策を草履で歩いた参加者の足元

草履で来た人がいる!

あれだけ「歩くよ」と話していたのに、草履のメンバーがひとり。大丈夫なのかなと思いましたが、本人いわく履き慣れた草履なので問題ないとのこと。結果的には、本当に最後まで普通に歩いていました。

箕面大滝へ向かう滝道は意外と歩きやすい

いよいよ箕面大滝を目指して歩き始めます。

「木の根がむき出しになった山道だったらどうしよう」と想像していましたが、実際に歩いてみると舗装された道。
多少の傾斜はあるものの、ベビーカーでも進めました。

箕面大滝へ向かう滝道を着物姿で歩く参加者たち

山登りというより、自然の中をのんびり散歩する感覚に近いです。着物姿でも、思っていたほど大変ではありませんでした。

箕面名物「もみじの天ぷら」

滝道を歩いていると、何度も見かけるのが「もみじの天ぷら」。

箕面名物のもみじの天ぷらを揚げている様子

香ばしくて甘そうな匂いにつられて、私も一袋購入しました。食べてみると、想像していた「葉っぱを揚げた味」というより、ほんのり甘いお菓子。

ホットケーキみたいな味でカリカリおやつだわ♪

途中のお店にも寄り道したくなる

滝道には、お土産店や飲食店も並んでいます。

箕面の滝道でフクロウの雑貨が並ぶお土産店を見る着物姿の参加者

フクロウ雑貨がたくさん並んだお店を見つけて、

帰りに寄りたい!

と気になったり。

さらに滝の近くまで行くと……

箕面大滝へ向かう滝道沿いに並ぶ赤提灯の飲食店

赤提灯にも惹かれます。目的は大滝なのに、途中で気になるものが多く、余計に時間がかかりました。

1時間半かけて箕面大滝へ

歩きながら写真を撮ったり、お店をのぞいたり、おしゃべりしたり。気づけば、歩き始めて約1時間半で箕面大滝に到着しました。

箕面大滝を背景に記念撮影する着物姿の参加者たち

本当なら、真っ赤な紅葉と大滝を背景に写真を撮る予定でした。ところが時期はもう12月。さらに前日の強い風で、滝周辺の紅葉はかなり散ってしまっていました。

紅葉……ほとんどない!

そこはちょっと残念。それでも途中の滝道には、まだきれいに色づいた場所が残っていました。

箕面大滝へ向かう滝道で色づいた赤や黄色の紅葉

紅葉のピークには少し遅かったけれど、着物でここまで歩いてきたこと自体が楽しい思い出になりました。

3時間半歩いて、無事に箕面駅へ

帰りも歩いて、16時半ごろ箕面駅に到着。猿にも一度も出会わず、約3時間半の着物ハイキングが終了しました。

結果としては、

着物で箕面大滝、普通に行けました。

途中でタクシーを探すことになるのでは、なんて心配していたのが拍子抜けするくらいです。

着物で箕面大滝を歩いて分かったこと

時間がかかったのも、着物だから歩くのが遅かったわけではありません。写真を撮ったり、お寺に立ち寄ったり、休憩したり、2歳児と一緒に歩いたり。普通に観光を楽しんでいたから。

むしろ困ったのは、歩きにくさより寒さでした。

この日の私の防寒は、

  • ウールのアンサンブル
  • 半幅帯をカルタ結び
  • 長袖の防寒インナー
  • 黒のトレンカ
  • タビックス
  • アームウォーマー

という組み合わせ。

かなり対策していたので私は快適でしたが、ほかのメンバーは袖口から冷気が入って「腕が寒い!」と言っていました。

冬の着物で長時間外を歩くなら、足元だけでなく袖口の防寒も大事。15年以上経った今読んでも、これは変わらないなと思います。

着物だからと行き先を限定せず、歩く日は歩きやすい靴にして、防寒もしっかり。そんなふうにすれば、着物でハイキングも意外と楽しめる。

「きもの結び」でまたひとつ、着物でできることが増えた一日でした。

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