四天王寺骨董市で着物探し。400円の黒留袖と掘り出し物を購入

きもので掘り出しもの巡りのイメージ。着物市で帯や着物を見て回り、買い物を楽しむ様子のコラージュ

2011年8月、着物サークル「きもの結び」のイベントで、四天王寺の骨董市へ行ってきました。この日は「てくてくきもの9th. 四天王寺骨董市巡り」。

私のお目当ては、着せ付けの練習に使える黒留袖!

雨が降ったりやんだりする、なんとも怪しい空模様。それでも掘り出し物を探しに、四天王寺へ向かいました。

※この記事は2011年8月当時の記録を、2026年に旧ブログから移設・再編集したものです。

四天王寺の大師会で骨董市めぐり

四天王寺では、毎月21日に「大師会」、22日に「太子会」という縁日が開かれています。

境内には食べ物や日用品、アンティークなどの露店が並び、着物や帯を扱うお店も。当時から私たちは「四天王寺の骨董市」と呼んで、掘り出し物探しを楽しんでいました。

四天王寺骨董市の着物露店で掘り出し物を探す参加者たち

この日の天気は、朝から雨が降ったりやんだり。開催するかどうかスタッフで迷いましたが、最終的には決行することになりました。

集合時間の10時を過ぎたころ、集まったのはまず5人。今にも降り出しそうな空だったので、ほかの参加者を待たず、先に露店を見て回ることにしました。

雨宿りしながらリサイクル着物探し

天気が悪いぶん、真夏の日差しが遮られているのはありがたいところ。しかも、雨だからなのか値下げしているお店もありました。

着物や帯を見ているうちに、やっぱり雨が。慌てて露店のテントへ駆け込み、そのまま雨宿りをしながら着物探しです。

四天王寺の骨董市で黄色い帯を手にする着物店の女性

遅れてくる人たち、大丈夫かなぁ……

ちょっと気になりつつも、せっかくここまで来たのだから、掘り出し物も探します。

着せ付け練習用の黒留袖を発見

この日、私には探しているものがありました。着せ付けの練習に使う黒留袖です。3軒目くらいの露店で、ようやく「これなら」という一枚を見つけました。

四天王寺骨董市で見つけた御所車文様の黒留袖

素材はポリエステルですが、状態は良好。丈も練習に使えそうで、胴裏もきれいでした。

そのお店では、着物が1着500円、2着800円、3着1,000円という価格設定。当時の記事によると、この黒留袖は最終的に400円で購入しています。

400円なら、着せ付けの自主練習に気兼ねなく使える♪

実際、この黒留袖は後日かなり活躍しました。

銘仙にも惹かれる。でも我慢

ほかの露店には、銘仙など気になる着物もたくさん。周りの参加者は楽しそうに、次々とお気に入りを見つけていきます。

うらやんではいけない……。うらやんではいけない……

私も欲しい。でも、この日は予算もあまりないので、状態と値段を見比べながら、なんとか我慢しました。

男性の参加者もかなり真剣に着物を選んでいて、みんなで「あれはどう?」「こっちは?」と言いながら探す時間も楽しい。

四天王寺骨董市の露店でリサイクル着物を広げる男性参加者

約2時間の骨董市めぐり。四天王寺では、黒留袖1枚だけで踏みとどまりました。

……ここでは。

ランチのあとは大阪・日本橋へ

四天王寺をあとにして、みんなでランチ。その後はタクシーで大阪・日本橋のリサイクル着物店へ移動しました。

骨董市ですでにいろいろ買っている人もいるのに、まだ着物を見に行きます。着物好きの買い物は終わりません。

私は今日はもう買わない……

と思っていたはずなのですが。結局、ここでも2点購入してしまいました。

315円の正絹袷着物と1,050円の名古屋帯

この日の戦利品がこちら。

大阪・日本橋で購入した淡い花柄の正絹袷着物と織り名古屋帯

四天王寺で買った黒留袖が400円。そして日本橋で見つけたのが、315円の正絹袷着物と、1,050円の織り名古屋帯です。合計すると、この日の着物代は1,765円でした。

315円で見つけた正絹袷着物

大阪・日本橋で315円で購入した花柄の正絹袷着物

淡い生成り系の地色で、手持ちの帯とも合わせやすそう。315円なら、多少冒険してもいいかなと思える価格です。

1,050円の織り名古屋帯

大阪・日本橋で1050円で購入した花柄の織り名古屋帯

そしてこちらが織りの名古屋帯。結局、予算を気にしていたわりには、着物も帯も増えました。

黒留袖だけで帰る予定だったんだけどな……

着物好きと一緒に選ぶから面白い

着物サークルのみんなと一緒にお店を回り、

「これはどう?」

「この状態ならこの値段かな」

なんて話しながら着物を品定めするのは、やっぱり楽しい。

元の記事には、

昨年は何言ってるかさっぱりわからなかった事も、回を重ね着物の勉強をしていくにつれ、だんだん分かっていました。

と書いていました。

最初は着物好きの集まりに参加して、人の着物を見たり、お店へ連れていってもらったりしていたのが、少しずつ素材や状態を見ながら自分でも選べるようになっていた頃。

そういう変化も、この頃の「きもの結び」の思い出のひとつです。

雨に降られながら始まった骨董市めぐりでしたが、最後には黒留袖、袷着物、帯まで抱えて帰宅。今回も、よく歩いて、よく見て、しっかり買った一日になりました。

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